劇場版BLAME!観ました。

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本題に入る前に、まずは一度こちらのかわいいカレー屋の看板をご覧ください。今日は少しだけ厳しい話をしそうな気がするので、その前に愉快な話をしましょう。

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こちらは全部のせカレーです。肉と卵とチーズとほうれん草がのっています。おいしいアンド強いです。付け合わせの玉ねぎのピクルスもおいしくてとてもよかったです。誕生日効果でダータで食べることができたのでありがたさも発生しました。直前に体調が悪くなって行けなくなるかと思いましたがドタキャンせずに行ってよかったなぁと思いました。

 

 

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さて、問題の劇場版BLAME!です。私も珍しく前売り券を買って、なるはやで行こうと思っていたのですが、なんだかどうもこうもが発生したので今日観に行くはこびとなりました。特典がまだあってよかったです。

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特典は霧亥でした。よかったよかった。

 

とにかくまず、まずですが、大前提としてのお話をしますが、私のとてもとても大好きなBLAME!というアフタヌーンの漫画が、連載が終了してから14年経って映像化されたこと(DVDも出ましたね)劇場版として全国で公開されたこと、Netflixで世界全国に配信されたことはとてもとてもすっごく私にとっては嬉しいことで、本当に大事件で、まずはとてもめでたいので祝いましょうということです。中学生当時とても好きだったけれど、周りに誰も知ってる人も居ないし勧めてもあまり反応が良くなかったあの漫画が遂に映画化ですよ。こんなの嬉しいに決まってますね。弐瓶先生おめでとう、ありがとうポリゴン・ピクチュアズ。さて、肝心の映画の内容ですが、重力子放射線射出装置の発射音がとてもよかったです。あとは、BLAME!が映像化されていたことがとにかくとてもよかったです。今回の私の立場としては、私の大好きな漫画が映画化されてとても嬉しい、ただ、その映画は私の好みではありませんでした、という話です。映画を観終わった直後は久々に憤っていたのですが、今はだいぶんと落ち着いたのでどこが具体的に気に食わなかった、みたいな話はあまりしても仕方がないのでやめておきます。BLAME!というエンタメの文法に嵌っていない作品を無理やりエンタメの文法に当てはめた結果、私の考える原作の良さが失われてしまったように感じました。おしまい。これ以上語るのは野暮ってものですね。

 

 

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映画を観終わった直後はとてもとても憤っていたので、やけ食いが発生しました。ダイエット中ですが、仕方のないことでした。

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大盛りにしてご飯も食べて汁まで飲み干しました。ガツンと食べることにより、落ち着きを取り戻し、こんな俺にもラーメンはおいしいなぁ、みたいな気持ちになりました。あの映画を作った人たちもきっといいものを作ろうとしたに決まっているし、世界にはきっと悪人は居なくてそこには相互不理解があるだけなのだ、みたいなことを考えていました。おいしいものをお腹いっぱい食べることは愛情を体いっぱいに受け止めることとだいたい同じですので、強烈な落ち着かせ力があります(お金を払うことでおいしいものが私に提供される仕組みを愛と認識することも可能です。その結果として愛が世界を回している、と認識することもできます)相互不理解、つまりディスコミュニケーションですね。昨日も今日もアフタヌーンの話をしていますね。無限の住人も公開中ですしね、世間では今はアフタヌーンが流行っているのか。例えば15年前のアフタヌーンの読者に「15年後映画館に行ったらBLAME!無限の住人公開してるよ、しかも無限の住人はキムタク主演」って言ったら笑われるでしょうね。冗談だと思われるでしょうね。つまりまぁ、私たちは思わず笑っちゃうような冗談みたいな未来に生きているわけですね、なるほど最高ですね。どうせ今なんて冗談ですので、ならば笑って生きていきましょう。

 

とっぴんぱらりんのぷぅ。