諦めるか気にしないことにしている。

雨がやたらと降っている。私はだいたいの移動がバイクなので、雨が降るとそれなりに大変だ。昨日は雨が降っていたのだけれど気にせずバイクで出掛けることにした。今日も雨が降っていたので外出はしないことにした。私の最近の日々はなんだか黄昏っぽさが出てきたので、今日は雨が降っている、くらいしか特に問題は起きない。他にもあれこれある気もするんだけれど、私のだいたいの忘れる速度はなかなかに早いのだ。自分でも驚いてしまう。

 

私の人生にも何かしらの問題が起きるんだけど、基本的にそれらに対して私は諦めるか気にしないことにしている。適切な対策を取る、ということはそれ自体がそれなりのコストなのだ。なのでだいたい私は諦めるか気にしないことにする。このどちらかに決断した瞬間に問題は問題じゃなくなるので、問題自体は解決していなくても問題は無くなるのがいい。そもそもあらゆることに対して人1人ができることなんてほぼねえだろ、みたいな諦めがそこにある。それにだいたいの個人的な問題なんて気の持ちようだし、本当に頭と体とか気を使うのは諦め切れないことだけで十分だ。諦め切れないことが多い人は生きるのが大変そうだなぁと思う。まぁ年を取れば取るほど諦めるのは上手になるものなので、生きてきてよかったなぁと思う。俺だって毎日暑いし女性声優になりてえよ。たまに放置すればするほど深刻化するタイプのやつもあるんだけどね、虫歯みたいなやつ。

 

 

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いつも通りモーニングをしに行って、アイスレモンティーを頼んだのにアイスコーヒーが来た。まぁそういうこともあるよね。確実性がないところがおもしろい。私もたまに注文を受けた次の瞬間に聞いた内容を忘れたりすることがある。人間はわりと動作が安定しない。コーヒーを飲んだら気分が悪くなることが多いんだけど、今回は大丈夫だった。そうかと思えば自宅の風呂で気分が悪くなったりする。

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またある日、モーニングをしていたら、横のおじさんがコーヒーを飲み終わってトーストのサンドイッチを食べ終わって、それから今度はサンドイッチのモーニングを頼んでいたので驚いた。なるほど2セット食べるという選択肢は私の中には無かった。牛丼屋で牛丼を食べ終わってからもう一杯注文することはあったのに、喫茶店ではそれを失念していた。毎日のようにモーニングをしているのに私もまだまだである。モーニングは私が思っているより、もっともっと自由なのだ。

 

 

自宅の最寄りの駅で東條希ちゃんの鞄を持っているスピリチュアルな男を見た。目を見れば分かるんだけど、アニメグッズを普段使いしてる奴は覚悟が違う。私だって例えば声優のライブに行く時はそういうTシャツを着たりするんだけど、普段はしない。好きなものを身に付ける、ということは周りに対して私はこれが好きですよ、という意思表示でもある。私が普段それをしないのは今はその意思表示をする時ではないかな、と思うからで、でも彼にとっては今がその意思表示をする時なのだ。同人誌即売会のイベントに行ったり、コスプレをしてる人を見たりして思うんだけど、自分の好きを迷わず表現できる人は格好いい。私もまだまだだなと思う。

 

 

友達がPS4を買ったので、友達が休みの日はオンラインで通話しながら一緒にゲームしている。すっかり便利で未来じみてるんだけど、意外と直接会うことが少なくなるような気もしてそれはそれで少し淋しい。なんだかんだで呼び出して風呂屋に行ったりした。私の家の最寄りの銭湯は調整がハードコアで、全体的にちょっとおんぼろでだいたい空いてて、高温風呂がとにかく熱くて水風呂が広くてとにかく冷たい。少し歩いたとこにある銭湯はこぎれいでいろんな種類の風呂があってだいたい賑わってる。なんかレベルデザインとしてちょっと間違ってる感があっておもしろい。なんでカーソル初期位置のキャラクターが個性的で使いにくいやつなの、みたいなおかしさがある。

 

 

この間海底鬼岩城を見てから、ちょいちょい大長編ドラえもんを見ている。とりあえず恐竜から始めて魔界大冒険まで見た。楽しい。雑に感想を書く。なんかすごく長くなるのでは。

 

のび太の恐竜。とにかくピー助がかわいい。大長編ドラえもんはだいたい見てるんだけど、どちらかというと漫画を読んでいたので漫画のイメージの方が強い。恐竜も漫画より恐竜同士の戦いや巨大戦艦のシーンなど、大きなエンタメを意識してるのを感じる。映画一作目なので肩に力が入り過ぎている感がある。なんだかんだで最後の別れのシーンはとてもいい。

 

のび太の宇宙開拓史。映画も見たはずなのに忘れていたので漫画との違いが気になる。のび太ギラーミンの一騎打ちのシーンが無いけど、終盤のタイムふろしきなどロップルくんの活躍のシーンが増えている。コーヤコーヤ星の赤と青の月が交互に出たり、洪水が肥えた土を運んでくるの、ワクワクしてとてもいい。コーヤコーヤ星に比べると地球の空気が汚い描写が無駄に入る。意外と社会派。81年だから大気汚染とかが問題になってた頃かしら。敵側に死人が出てそうなのが気になる。あとチャミーがばかみたいにかわいい。

 

のび太の大魔境。改めて見るとジャイアンの心情に丁寧に寄り添っているのでとてもいい。ジャイアン裏目裏目に出る自分の行動でみんなを窮地に追い込んでしまって、責任を感じて自分を責めている様子が丁寧に描かれる。そして最後、1人で敵の大群に向かうペコに着いて行く。そこで流れる挿入歌。完璧か。あと、約束先取り機とか、意外と丁寧に伏線も引いてる。よくできたおもしろいお話。

 

海底鬼岩城はこないだ書いたはず、たぶん。

 

のび太魔界大冒険。私はこれが一番好き。どことなくおどろおどろしい雰囲気なのがいい。ムーミン谷の彗星みたいな。あと、のび太の弱さにしっかり向き合っているのがとてもいい。魔界に乗り込んでというお願いを言葉を濁して断ったり、魔法が使えないから美夜子さんを犠牲にして泣きながら逃げたり、ちゃんとのび太が弱虫なのがとてもいい。ドラえもんとケンカするのもいい(仲直りのシーンが漫画がと違うのはなんでなんだろ)パパの「やわらかい石なんだろ」というすげえ適当な台詞と、最後の「頼むぜ名投手」って台詞がすごく好き。あらゆることをすごい速度で忘れていくのに、小学生のころ読み込んだ大長編ドラえもんの内容は台詞まで細かく覚えている。

 

 

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ついに声優雑誌を買ってしまった。だって南條さんが表紙だし裏表紙がAqoursちゃんだしロングインタビューも載ってるし買う以外の選択肢は無かった。店舗によって特典が違うので、南條さんのブロマイドが欲しかったのでAmazonで買いました。

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あと、ついてるポスターが思ったよりでかい!かわいい!インタビューも長くて読み応えあるし写真がとにかくかわいいのでこれは完全に買いのやつです。ポスターも壁には貼ってないんだけど、我が家に南條さんが導入されることでQOLが音を上げてガリガリ上がる。南條さんのブロマイドを写真立てに入れて部屋に飾ることで、人としてまた一段上の魂のステージに行くことができる気がする。やるしかないのでは。

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これはジョルシカです。

 

 

今日は雨が降ったりほかにもなんかそれっぽいことが起こったので、私は気分になって輪るピングドラムを見たりしている。ご飯を炊いてミートソースとチーズとフライドオニオンを掛けて食べたり(写真を撮るほどのものでもない)(適当に作ったら適当な味がしてたのしい)なんかぼちぼちに、今日もどうやらご機嫌だ。どうしようもなく愚かな私は同じような失敗をひたすら繰り返してるんだけど、まぁきっと本質的に改善されないのだからこのままやっていくのだろう。同じような失敗をしないようにはならなくても、同じような失敗をすること自体には慣れてきたりして、なんやかんやで生きることも慣れてきた。みなさんもなんやかんやでぼちぼちやっていこうね。

 

とっぴんぱらりんのぷぅ。