8月が終わる。

涼しくなると思いきや毎日は意外と暑くて、私は着そびれた分を取り戻すように毎日半袖を着ている。暑い時は涼しい部屋でダラダラ過ごすのが一番とか言いながらも、意外と夏らしいあれこれをやった気がする。なんだかんだで足も背中もしっかり日焼けをしている。暑いのはそんなに好きではないけれどやっぱり私は夏が好きなのだと思う。

 

 

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前にも書いたのだけれど、明石に怪獣を見に行ったのだ。久々に休み(無職にも休みという概念が存在する)だったので電車に乗って遠出をした。よくわからないなりにイコカ?を使ってピッって感じで改札を通り抜けて自分やるな〜とか思ってたんだけど、油断してたら切符を入れるところにイコカを入れてしまって自動改札機をぶっ壊してしまった。駅員さんを呼んで「すみませんイコカを切符入れるところに入れてしまって…」と説明したら「お前まじかよ…」みたいな顔をされて申し訳なかった。イコカは私にはまだ早すぎるものなので電車に乗るときはおとなしく切符を買おう。

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明石の町は小学生の頃家族で遊びに来た覚えがある。すごく遠出をしたと思っていたのだけれど、意外と電車に乗ると近かったので驚いた。明石焼きを食べたような気がする。

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漁港の近くの定食屋で観光客みたいなものを食べた。うまい。あら煮は顔の複雑なパーツの中から可食部をどれだけ取り出せるか、みたいな楽しみがあるので私はとても好きだ。定食屋の近くで淡路島への高速船の乗り場を見て、そういえば淡路島に友達が居たことを思い出した。

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定食屋でご飯を食べたときくらいから自分の中で観光客スイッチが入ったので、グリーンティーを飲みながら売ってる魚を眺めたりして楽しんだ。観光客スイッチが入るとあらゆる風景を今しか見れない特別なものとして捉えることができるのでとても楽しい。お土産を買おうとして結局忘れてなにも買わずに帰った。

 

 

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カレーを作って人に出す機会があった。カレーという共通言語があると私たちはより分かり合えるのかもしれない。次からの課題がまた見えたので、ぼちぼちやっていこうと思う。

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髪を切る機会が数回あった。私の記憶は美容専門学校に入ったところで10年くらい飛んでいて、気が付けば髪が切れるようになっていた。胸には美容業界への憎悪の炎が燃え盛り、ある美容院の前を通ると頭が痛くなる。ショッカーに改造人間にされて復讐の為に闘う仮面ライダーみたいなものだと思う。

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イカが安くなっていたので食べた。この夏はよくスイカを食べたような気がする。スイカは夏のいちばんうまい食べ物の1つだ。そろそろスイカの食べおさめをしようと思う。

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いちじくが安くなっていたので喜び勇んで買った。私はおいしいものはわりと人にも食べさせたい方の人なんだけど、いちじくに関してはそれができない。私にとっていちじくは焦燥感なのだ。どれだけ食べても満たされることがないのだ。とりあえずひとつだけ食べてみたらそのまま11個入りの1パックを食べきってしまった。あったらあるだけ食べたいし、それでもなお満たされない。もうほとんどシャブみたいなもんだと思う。

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一日中モーニングをしている喫茶店に行ったら店が閉まっていて、しかし他の喫茶店はもうモーニングが終わっている時間で、どうしようもなくなってしゃれたラーメンを食べた。ここのラーメン屋は店が綺麗でジャズっぽい音楽が流れていたり、店員さんがお洒落で接客も丁寧でなんだかすごい。ラーメンも揚げごぼうもおいしいしチャーシューも低温調理のやつを鶏と豚との2種類だし、メンマも穂先だし水菜と白髪ねぎとエシャロットが乗ってるし、とにかく差別化がすごいしとってもお上手。私の好みのラーメン屋ではないけれどとてもうまいし意外と食べ応えもあるし、テーブルの上の合わせ山椒もお見事だし、ほんと認めざるを得ない。悔しいから好みじゃないって捨て台詞を吐いてしまうけど。

 

 

 

友達とかと誘い合って遊園地アンドプールへ遊びに行った。区民プールばかり行っていたので遊園地に付いているようなプールはとても久しぶりだし新鮮だった。人がすげえわちゃわちゃしているところでふわふわと歩いたりして、なるほど水遊びをするところなのだなぁという気づきがあった。これはこれで夏らしくて楽しさがある。すごい並んでスライダーを滑ったりした。意外と怖くて楽しい。

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休日の遊園地は人が多いし暑いしでとにかく疲れる。併設されている動物館みたいなところに入ったら涼しいし人が少ないし動物がいるのでただただ最高だった。

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あと、バセットハウンドがいたのがとにかく最高だった。ほら!押井!バトーさん!ほら!見て!ほら!ってなってしまった。とにかくだるだるでかわいい。あと、手足がしっかりしているのがかわいい。

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私が楽しみにしていたお化け屋敷にも入った。私は怖い話は好きなのだけれど怖いのはあまり得意ではなくて、お化け屋敷も得意ではないけど好きなのだ。背が高い人が前に行くと後ろの人が前から来るお化けに気付けなくて危ないので、背の低い人から先に行くべきだ、みたいなクソみたいな理屈をこねて最後尾でわーわー怖がった。最近はとにかく怖がる、という楽しみ方を身に付けつつある。私はとにかくビビりながら進むので後ろの人に追い付かれてしまうのが申し訳ない。なんとかならんものかね。ばかみたいに怖かったのでばかみたいに怖がった。命の危険がないので結局楽しい。ジェットコースターにも乗ったのだけれど、あれは安全だと思えないのでとても怖くて疲れる。

 

 

街中で小林賢太郎がコントで演じる男前、みたいな人を見た。あの人はまじめにあれこれやっていてもコントっぽくなりそうなので大変だと思う。まぁそれも喜劇といえば喜劇なのだけど。

 

 

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ひさびさに、ものすごくひさびさに(ひょっとしたら高校生ぶりに?)ポムの樹に行った。オムライスを食べるのもひさびさかもしれない。初めて食べるつもりで食べたのだけれど、いかにもオムライスといった味がしておいしい。ポムの樹でオムライスを食べることを「ポムる」と言うらしい。友達に教えてもらった。ひょっとしたら私のことを騙しているのかもしれない。

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いつものモーニングにはいつもの安定感がある。付いてくる果物にメロンもスイカも無くなったことに夏の終わりを感じる。変化があるのはとてもいいことだと思う。

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うまいパン屋でバケットを買って家で焼いて食べたりもした。この写真はなかなか美味しそうだと思って撮ったのだけれど、そんな風に見えないのでなんだかなぁと思う。うまいバケットを焼くとうまい。

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これも撮った時はなんかいい写真に見えたやつです。写真はうまくいかないのでむずかしい。iPhoneが新しくなるとうまくいくのかもしれない。モーニングを食べて塩と油がべらぼうにうまいという本質的な体験があったのがとてもよかった。

 

 

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夏コミが終わったので気になっていた新刊を取り寄せて買った。相変わらずいろんな形の最高がそこにあって、私はいたくやられてしまった。自分の中の気付いていなかった「好き」に気付かせてくれた作家さんには尊敬と感謝しかない。とにかくのぞにこえりが好きすぎる。二期の4話のあの甘すぎるエンディング、あれで3年生の2人のことも救ってくれたのが私は本当に嬉しいのだ。卒業してからも3年生が仲良くしてくれていると嬉しい。μ'sの二次創作はわりと欲しがるのにAqoursの二次創作はまだあまり欲しがらないのは、自分の中でまだAqoursは終わっていないからなのだなぁと思った。

 

 

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夏コミには参加できずだったけれどFGOの水着イベントでみんなで必死に同人誌を作るという体験をさせてもらえたのは嬉しかった。やはりそちら側の人なんだろうなぁと思った。何も出ねぇ何も出ねぇと言っていたのだけれど、終わってみれば鈴鹿御前ちゃんと水着メイヴちゃんをお迎えすることができた。これからどうぞよろしくね。

 

 

お盆がいつかは正確に把握していないのだけれど、どうやら盆が明けたらしくて周りの人の生活が通常っぽくなった。夏が終わってもなんとなくヘラヘラして余裕ですわ〜みたいな顔をして過ごしていこうと思う。私の考える大人の仕事はそれなので、みなさんも各自できる範囲のことをぼちぼちやっていこうね。そんな感じで。

 

とっぴんぱらりんのぷぅ。