寒かろうが私は食べたり見たりする。

どうやらめっきり寒くなった。結局去年の冬から出しっぱなしだった私の家のガスファンヒーターは押入れにしまわれることもなくまた暖かい風をごうごうとはき出すことになった。誰に言うでもなく「ほうら、しまうまでもなかったじゃない」みたいな気持ちになった。夜のうちにやたら冷えたせいか、朝起きたら風邪っぽいようなやつのあれだった。ここ数日連続で風邪っぴきの人と遊んでいたせいかもしれない。

 

 

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京都の方へ働きに行ったような気がするのだけれど、誘われたのでしゃれた感じのところでお茶をしてきた。私は普段そういうところには行かないのだけれど特に行ったこともないのでとりあえず行ってみた。私の趣味ではないのだけれど洒落ていてサービスが上質でいいお値段がするだけのことはある。そんなことよりピエールエルメのマカロンは圧倒的にうまい。

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汁なし坦々麺をたべたい気分になったのでそいやっとバイクにまたがって食べに行った。汁なし担々麺を食べたいときに行く店ストックがまるでない。

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そういえば今日も汁なし坦々麺を食べた。こちらは胡麻ベース。うまい。後半スープを入れると変化があっておもしろい。

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うまいうどん屋でざるうどんを食べたらうまくてびっくりした。たしかこの時はたいしてお腹が空いていないのに特大を食べました。

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うまそうなピザをチーズを挟んだ生地に改造してみたらさらにうまくなりました。やったね。おしゃれスポットの話からいつもの食べ物のコーナーに突入しています。

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いつもの家系ラーメンの店で醤油と塩ばかり食べていたので味噌はどうだろうと思って食べてみて、まぁまた次からは塩ときどき醤油だなって顔をしました。

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うまいと人気との噂のラーメン屋に行ったら並んでいて、おいおいわざわざ並んで食うのかよ〜と思って並んで食った結果うまかったのでよい。並んでなお満足感があるのはすごい。ラーメンの味玉、なんとなく載せてみたけどべつにそんなにすきなわけではない。

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朝活をしたついでにまぐろの解体ショーを見た。まぐろの解体ショーを見て過ごす土曜の朝もあるという発見であった。でかい魚がやがて刺身になっていく工程を見るのはとてもおもしろい。あらの煮たやつがすげえ大きくてすげえうまくてご機嫌にならざるを得なかった。

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わりと好きなラーメン屋が自宅の近くにできた。今までは自宅から15分20分くらいかかっていたのだけれど10分圏内にできたのでとてもうれしい。この寒い時期の5分10分はなかなかにおおごとだ。

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体調の悪い友達が死ぬほど腹いっぱい食べたいと言ったのでそのようにした。頭の悪い友達がいてうれしい。店員さんが異文化な感じでとてもとても笑えることになっていたのがとてもよかった。私たちは自分で思っている以上にへんくつなのだ。

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ぬくいコートを着て喫茶店に行くようになったし、ホットのミルクティーを飲むようになってきた。12月なのに冬の自覚がない(私が冬なわけではないのだけれど)。トーストがぶどうパンの日に当たるとうれしい。

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賢い大学に遊びに行って、天津麻婆丼を食べた。学生向けっぽい量でうれしい。賢い大学生たちはこれにマヨネーズをかけて食べるらしく、それはなかなか頭が悪そうな食べ方に見えてとてもよかった。

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深夜喫茶でミックスジュースとロイヤルミルクティーを飲む。夜中にアルコール抜きでのんびりできる店はとてもいい。しっかし家から全然に遠いので結局夜中にゆっくりできないのは考えものですなぁとひげをなぜた。

 

 

ここで夜をまたぐ。

 

 

寝たのでごはんのコーナーおわり、最近見たあれこれの雑な感想。

 

虐殺器官/ハーモニー

ネットフリックスできる機会があったので。屍者の帝国は買ってまだ読んでないのでまた今度。計劃〈Project〉は止まらない―じゃねえよ大馬鹿野郎が格好付けて死人で金儲けしようとして転けてんじゃねえよって話。なんでまぁここまで言うかって言うとハーモニーがひどかったので。キャラクターデザインが好みじゃなかったのもあるんだけど、どうもドラマにも乗れず、終始白けた顔で見てしまった。ハーモニーでがくんとハードルが下がったせいか、虐殺器官は楽しく見ることができた。原作同様口当たりの軽いエンタメって感じでとてもいい。マングローブの遺産がひどいことにならなくてよかった、ジェノスタジオのみなさまありがとうございました。大佐の声が大塚明夫なの、故人は喜んでいるだろうなぁと思う。主人公を大塚明夫にしちゃうと、ほとんどそれになっちゃうからさすがにやりすぎ感があるし。虐殺の文法とか言ってるけど(MGS2ミームの話でしたね)櫻井孝宏がいい声で囁いたら人が人を殺すって話がそもそもわりとぼんくらなので、そんなもん嫌いになれるわけがない。ちなみに大塚明夫がいい声で囁いたら人が死ぬ映画があって、RE:BORNって言うんですけど…

 

機動戦士ガンダム THE ORIGIN V 激突 ルウム会戦/VI 誕生 赤い彗星

追加されていたのでひゃっほうと見た。オリジンはいったんここまで。相変わらずばかみたいにおもしろい。私としては最後まで映像化して欲しいのだけれどNTとかハサウェイとかが忙しいからできなかったのかなと思った。けどよくよく考えたらガンダムでは映像化された物が正史となるので、それならファーストと被っちゃうから出来んのだろうなと納得した。お話はガンダム大地に立つの直前まで。オリジンはセイラさんがずっと不憫でつらい。ホワイトベースに乗ってる時の方がまだ幸せそうに感じる(ホワイトベースに乗ってる時もどう考えてもたいがいに大変)。オリジンはドラマを丁寧にやってくれるので登場人物のことがだいたい好きになるのだけれど、だいたいの登場人物がその後戦死するのを知っているのでちょっとつらい。シャアザクが本当に通常の3倍のスピードが出てそうな描写に笑ったけど(もちろんすごくかっこいい)まぁ車にしてもアクセルベタ踏みで最高速まで出せる人間はなかなか少ないし、それをもう少しチューンして最高速を上げてなおかつシャアがベタ踏みで最高速で運用できているのであれば、あのスペック差で3倍もあり得るのかもなぁと思った。とにかく楽しくておもしろかったってことです。

 

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア

何度目かわからないのだけれどオリジンからの流れで気分になって見た。とにかくずっと最高。もうmain titleが流れると上がりきる体になってしまっているのでどうしようもない。main titleが流れてνガンダムが出撃するシーンは吐きそうになるくらい格好いい。何回見てもシャアは最後までシャアだし、ラストシーンは最高だし、若者が本当に最悪。若者には無限の可能性があるが、それはそれとして若者は最悪って話でもあるのだと思う。とてもいい。見れば見るほど得るものがありそうなので、今後も積極的に見ていきたい。

 

機動戦士ガンダムF91

これもなんとなくの流れで。大昔に見てきりなのですごく久しぶり。お話自体はわりとポップでわかりやすいのだけれどそれはそれとして戦争なので人は無意味に死んでいく。モビルスーツの薬莢に当たって死ぬのほんといいよね。親子関係がテーマなのでどこの親子もわりとどうしようもない。シーブックは好青年だしF91は格好いいのでとっつきやすさはある。後半はやたら駆け足だし、これからってとこで物語は終わる。クロスボーン・バンガード側のモビルスーツのデザインがあんまり好みじゃないんだよなー。質量を持った残像っていう妙に説得力あるワードがすごく大好き。金属剥離とかセンサーの誤作動とか理屈はあるのだけれど、それより力押しで納得させられている感じがあるのがとてもいい。

 

・どうでしょうシリーズあれこれ

どうでしょう環境が整ったのでずっと見てこなかった水曜どうでしょうをあれこれ見てみた。基本的にはおっさんが内輪でキャッキャしてるだけなので、最初はわかりやすい企画から見た方がよさげ。原付ベトナム縦断から入ったのでそれはよかった。1シリーズ見るとメンバーに愛着が生まれるのでそこからはだいたい楽しめるようになる。そもそもおっさんが楽しそうに遊んでるのを見るのは楽しい。内輪感がすごくて登場人物の紹介も全くされないので、ミスターと呼ばれているハンサムなおじさんが誰なのか全くわからないのだけれど(男前とかイケメンとかではなく、ハンサムといった感じのお顔をしていてとてもいい)道民に「ミスターって誰なん」って聞いたらどうでしょうは見てないと言いながらも「ミスターはミスターや、社長やぞ」と言われた。どうでしょうを見てなくても道民は当たり前に知っているらしい、すごい。海外で過酷な企画をするのもおもしろいのだけれど、私は結局牛乳早飲み対決とかで爆笑してしまうので、それはそれで偉大なことだなぁと思う。

 

・今日のキラ君

顔のいい男女が主演の少女漫画原作キラキラ恋愛映画を異文化理解として見てみた。クラスでも目立たない内気な私が学年1のモテ男に声をかけられて…みたいなやつ。主人公は内気な友達のいない女子高生なんだけど、クラスでいじめられてる時に人気者のかっこいいキラ君が突然いじめっ子をぶん殴って助けてくれる。キラ君のクラスで明るくて人気者描写がまるでないのでキラ君の大人しいけどいきなりキレるやべえやつ感がすごい。その後も一人で公園で小鳥と戯れていたキラ君がいきなり「孤独は嫌だよ」みたいなことを言って号泣し始めるし、それを見た主人公は「私が毎日一緒にいます」みたいなことを言って突然自分のカバンから裁ちバサミを取り出してその場で自分の前髪を切り出すし、主人公とキラ君によるやべえやつ合戦の様相を呈してきてそれはそれですごく盛り上がる。なんだかんだでキラ君は難病と心に闇と、あと美人お嬢様みたいな幼馴染も抱えているので属性盛り込みすぎ感がある。全体的に大変ことやおかしなことがたくさんあったのだけれど、主人公の女の子はまっすぐにがんばっていたのでずっと好感がもてたのがよかった。主演の女の子のコミュ障の演技の解像度だけが妙に高かったりして、それはそれでなんでやねんって思ったりもした。最終的に二人は付き合って、難病も手術が成功して、キラ君のことが好きだった幼馴染の女の子にも彼氏ができて、雑に揉めた家族ともうまいこといって、絵に描いたようなハッピーエンドでよかったね〜という感じでした。見終わったあとでインターネットで感想を検索したら、私が爆笑したシーンで「キュンキュンした」みたいな感想もあったのでなかなかやべえな世界、みたいに思ってワクワクした。

 

下妻物語

ひさびさに見ることに。私の中で中島哲也は打率5割くらいなんだけど、これはホームラン。この頃はまだ映画にこなれていない感があって、30秒CMを作る感覚で映画一本作ったっぽさがある。インパクト重視に見えるどぎつい画面がずっと続くのでなかなか胃もたれして疲れる。しっかし主演の深田恭子土屋アンナが最高×最高なのであらゆることを跳ね飛ばして最高になる。どちらも漫画みたいなキャラクターなのに説得力が出るのは本当にすごい。土屋アンナはとにかく笑えるし、あれで自然に思える深田恭子もすごい。どちらもフィクションじみたお方だしね。Tommy heavenly6が流れたのでゼロ年代に魂を引かれそうになって危なかった。

 

 

ガンダムのオンラインの戦争っぽいゲームをしているのだけれど、戦闘と戦闘の合間のマッチングの待ち時間に性っぽい同人誌を読むとすごく捗ることがわかった。エロとバイオレンスの親和性の高さはすごい。どっちか片方だけなら飽きたり疲れたり集中力が切れたりするのだけれど、交互だと本当にずっと続く。戦場の兵士に女を充てがう理由がわかる。甘いものとしょっぱいものを交互に食べるとずっと食べ続けることができるやつ。戦闘〜エロ〜戦闘〜エロだとほんとにずっと口が飽きない。すごい。きっと私はそんなに複雑な仕組みで動いていないのだ。

 

 

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きっと優秀であろう学生たちと一緒にボードゲームで遊んできた。部室にはたくさんのボードゲームがあって、溜まり場みたいになっていて楽しそうでいい。私はげんしけんを読んで以来ずっとオタク系サークルに憧れがあるのだ(ファンタジーだとわかってはいるのだけれど)。若者たちはうさんくさいおじさんである私のこともにこやかに受け入れてくれる気持ちのよいやつらであった。みんなでワイワイ、みたいな気分を楽しんだ。

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体調が悪い友達をスーパー銭湯に連れていった。銭湯は好きだけどお湯についてはよくわからない私でもわかるくらいなので、ここのお湯はとても質がいいのだと思う(肌がとてもツルツルになるのだ)。平日だとクーポンを使うとほとんど町の銭湯みたいな値段で使えるし空いてるしでとてもいい。ここも家から10分圏内にできてほしい。風呂に入ってラーメン屋に行ったら閉まっていたので途方にくれたのち、定食屋で定食を食べた。

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もう10年以上使っている合皮のソファーが破れてきた。どうすりゃいいもんかと思っていたのだけれどだんだん破れが広がってきたので補修シートを買ってはっつけてみた。色が微妙にあってなかったり、サイズもまるでおおざっぱなところが、いかにも「生活」という感じがして気に入っている。生きてりゃお気に入りのソファーが破れてくることもあるけれど、適当に補修シートをはっつけてなんとかしのいで、そんで明日も生きていくのだ。根本的にはなんにもできないのだけれど、それでも悲観的にならずその場でできることをして、できるだけへらへら笑っていよう。

 

 

なんだかやたらと長くなったのでそろそろ終わる。なにを書いたわけでもないのに5000字こえてるウケる。眠かったり風邪気味だったりいろいろありますが、まぁできるだけたくさんめしを食って、できるだけゆっくりお風呂に浸かって、できるだけたっぷり寝てそんでぼちぼちやっていきましょうね。おしまい。

 

とっぴんぱらりんのぷぅ。