生活の記録。
生きるということは食べるということで、なのでごはんの写真とそれにまつわる適当なお話をえんえんとつらねるやつをします。読んでる人はどうかわからんのだけれど、書く方はそれなりにたのしいのだ。やったね。
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みなさんにお気に入りのつけ麺屋があるように私にもあって、私はやすべえの辛味つけ麺にんにくダブル派です。これに魚粉と玉ねぎでええ感じになる。やすべえはどんな時も私のことを裏切らないのですごいしえらいなと思う。人間にできることではない。
これは別のつけ麺屋の背脂つけ麺に野菜も付けたやつ。うまい。久々に友達と会うと最初はちょっと距離感がわからなくなって、それをまた思い出すようにしゃべり倒した。久々に会う友達にちょっとしたプレゼントとか手土産を自然に渡せる女の子は素敵だと思うし、私もそんな女の子になりたい。
基本的にラーメンばかり食べているのだけれど、そうすると胃がもたれるので比較的さっぱりした中華そばあたりを食べることになる。なんにしたってトッピングのにんにくをばかみたいにどさどさ入れるので頭の悪い味にはなってしまうのだ。うまい。
ここラーメン屋は店舗によって味のばらつきがあるのだけれど、すげえうまい店舗のさらに上ブレに当たったっぽく、なんかもう感動するうまさがそこにあった。友達と興奮してすごいすごいと言いながら帰った。1日色々あったはずなのに、最後のラーメンで1日の満足度がむちゃくちゃ上がってしまった。すごい。
こいつとは前にちょっといざこざがあってまだ少しギクシャクしている(擬人法)。徐々に信頼関係を取り戻そうとしているところ。失われたものでも、取り返しのつくこともあるのだと信じたい。
ここまでいくとなんかもうアレだよね、みたいな感じになる。うまいとかまずいとかよりあっぱれ、みたいな感じになる。清涼院流水のことを嫌いになれないみたいな感じ。全体的に体験がある。食べ終わって店を出た時にはもうお腹が痛くなってて、それが最高。
最近はなんか自分の中で二郎系はそろそろいいかな、みたいな気分になっている。同じロットで一番多いのを頼んで一番早く食べ終わって、まだ食ってるやつらをゴミのように見下してそのまま店を去ることに疲れたのだ。単純に性格が悪い。
家の近くに博多ラーメンの店ができたので行ってみた。全体的に悪くはないんだけれどトッピングの高菜が辛子高菜じゃなくて辛くない高菜だったのに驚いた。辛味噌みたいなのがあったからそれも入れて対応はできるのだけれどそういうことじゃないだろう。ここの店主は博多ラーメンに辛くない高菜を入れることになんの違和感も感じない人間なんだと思うとなかなかにきびしい。あと、客の入ってなさと家の近くの飲食店激戦区っぷりからすぐ潰れるんだなぁと思うとそれはそれでちょっとさみしい。
家系ラーメンを食べるのが少し久しぶりだった。あらゆる不調はすべて家系ラーメン不足からきているのではと思うのだけれど、食べたからといって劇的になにかがよくなる訳でもない。週一は少し多いけど月一だとちょっと少なくて、二週にいっぺんくらいのペースがベストなんだと思う。
ラーメンのコーナーおしまい。
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朝ごはんはだいたい外で食べている。ホットだった紅茶がアイスになったりして、そろそろ春を感じている。草履を履くタイミングをいまかいまかを見計らっている。毎年新しいやつを買っているのだけれど、去年買ったやつはまだそんなに痛んでいないので嬉しい。
ドトールさんの安定感はいつだってすごい。サンドイッチをちゃんとトーストしてくれているところがすごくいい。飲み物の選択肢も多い。王者の風格。私の町にもできて欲しいのだけれど、町の喫茶店が潰れることになりそうなのでやっぱりできなくていいです。
これはよくわからんメンツで朝からおしゃれカフェに行った時のやつです。300円くらいするクッキーはお高いだけあって食べ応えがあってうまい。紅茶もうまい。ただまぁわたし向けのお店ではないのでなかなか来る機会もねえなと思う。
見た目が可愛いモーニング。サンドイッチじゃなくてトーストなら300円なのは破格。地域最安値。ここの店員さんはちょうどいいやる気のない感じなのでとてもいい。あまりちゃんとされすぎてても居心地がよくないのだ。
私の町にもコッペパン屋ができた。2回ほど行ってみたのだけれど、普通においしいですな、くらいの顔になった。コッペパンが好きであちこち店ができるたびに行ってたのだけれど一強状態なので他はぜんぜん勝負になっていない。あちらの方がうまくて安くて大きいのでしょうがないね。
これはもらいもんのいい食パンを焼いた様子です。もらったり買ったりするのはいい食パンが多いので、バターもそれに見合うものを導入しようかしらんと思う。あと、面倒がらずに家でパンを焼く時もちゃんと紅茶を淹れようと思う。
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カレーが大盛り300円で食べられるとの噂を聞きつけて行ってきた。喫茶店の欧風カレーといった感があってよい。私は喫茶店の食事は軽食であるべきだと思っているので、お腹いっぱいにならないとこもよかった。駅もすぐ近くだし居心地もよさそうだったしちょくちょく行こうと思う。駅がすぐ近くの喫茶店でカレーを300円で出している側の気持ちを考えると怖くなったのでやめておいた。
桜の通り抜けに行って屋台であれこれを食べた。たけのこの天ぷらとわらび餅の串のやつを初めて食べたらおいしくてよかった。定番化すればいいなと思う。桜を見て屋台を食べたのだけれど、体験として振り返ると前半の桜パートは別にいらなかったなと思った。私は花にあまり興味がないのだ。
おにぎりを食べたい時にうまいおにぎり屋に行けるのはとてもいいことだ。そろそろ海苔を買って家でのおにぎり環境も整えようと思う。ここのおにぎり屋にはほんと感謝しかない。末永くお店が続きますように。
とにかく餃子でめしをひたすら食べたい日には店をはしごしたっていいのだ。いい大人だからそんなことも当たり前の顔をしてやるけど、いい大人だからお腹とか胃があたりまえにしんどい。それでもやらなきゃ気が済まない日があるのだ。たいへん。
どうしてもむなしのジャンボとんかつ定食でめしをわしわし食わないといけない夜もあるのだ。私はとんかつじゃなくてとんかつのソースが好きなんだろうな、という気づきがあった。
これはつよいから揚げ定食のジェネリックっぽいやつなのでそんなにつよくないやつです。つよい方のから揚げ定食を食べたい気持ちを紛らわすためにそれっぽいやつを食べて、結局そうじゃないの!みたいになる身勝手な女っぽいやつをしました。たのしい。
お昼ごはんを食べようと向かった店が10分くらい歩いた先にあるので、めんどうになってきて途中にあったうどん屋に入ったやつです。セットの鳥天丼があまりにやっつけすぎてさみしい気持ちになったのでその後セブンでカレーパンを買って食べました。
カウボーイ家族に初めて行ったらなんかいろいろあって楽しくなってしまった。例えばビュッフェ的なところに行ったとしたら、私は全部食べてしまわないと気が済まないのだ。これは好奇心なのか。いい大人なのに写真以外にもひたすらあれこれ食べてしんどくなるやつをやりました。ばかみてえ。
送迎付きで人の金で焼肉を食べる機会があった。人徳がしっかり溜まっていたのだなぁと思う。うまいのだけれど私たちは頭が悪いので、お前そんだけしか食べへんの?食ったろうがい!みたいな流れになってみんなで苦しくなるまで食べすぎるやつをやってしまった。勝者がいないゲームなのでほんとにやめようと思う。
同じ週にまた焼肉をご馳走になる機会があった。愛されキャラなのかもしれない。肉もうまいし始めて食べたココロの刺身もうまいし冷麺もうまいし、ちゃんと全部うまくていいお店だなぁと思った。うまい肉を食べるのはわかりやすいしあわせでとてもよい。
むかーし行ってたバーに久々に行ってみた。覚えてくれていたのが嬉しいし、久々でもちゃあんとほうっておいてくれる距離感が嬉しい。ポークウインナーでビールを飲んだりレーズンバターでキンミヤを飲んだりしてたのしい。二杯飲んで一時間でさっと帰るのが上品な飲み方、という私の価値観は誰に教えてもらったものなのだろうか、思い出せない。
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白ねぎと薄揚げをつゆでひたひたに煮て卵でとじてご飯に乗せるとうまいやつです。豆腐屋デビューをして薄揚げを買ったらとてもうまい。豆腐屋はすごい。これからも厚揚げや豆腐やらは豆腐屋で買おうと思う。
私はなぜ蕎麦以降の世界に生きているので家でもそれっぽいものを作ることができるのだ。蕎麦をジャンクフードの文脈で消費できるのはなかなか今っぽくてたのしい。早く本家をまた食べに行かないと。
国産の冷凍鶏皮1kg300円を見つけて喜んでたらブラジル産のやつが1kg200円だったので何も考えれなくなってとりあえず買ってしまった。とりあえずちょろっとカレーに入れてみたらびっくりするくらい油が出て破綻しそうになったのでとりあえず鶏油をとることにします。
とりあえず中華鍋にドン。凍ったままでいいみたい。
溶けてくるとたのしい。この中華鍋IKEAで1000円もしなかったのにすごい長く使えてるからお気に入りなんだけど、買った時以来IKEAで売ってるとこを見たことがない。
これはIKEAでホットドッグとチキンを食べてる時のやつです。ホットドッグはいつだってうまいしチキンはどことなくケンタッキー感があっていい。
油がどんどん出てくるとたのしい。鶏皮ってすごい食材だなと改めて思う。
これくらいから自らの脂で揚がりだしてくる。なんか自分の臭いで死ぬカメムシのようでどことなくおもしろみがある。
香りをつけるために白ネギの青い部分と生姜を入れる。香味野菜が油に馴染んで香りが立ってくるのはとてもとてもたのしい。
思い付きでニンニクも入れてみる。じんわり揚げニンニクができていく。なんかよくわからんうちに美味しい油が生成されていく。たのしい。
煮沸消毒した瓶に詰めて完成。鶏油で何かをしようではなく、とりあえず鶏皮で鶏油を作ってみようが目的なのでここで一度おわってしまう。興味本位でやりました。
これは副産物。塩コショウをかけて食うとうまい。飽きたらガラムマサラをかけてもうまい。明らかにつまみなのだけれど、お茶うけにたべました。
鶏油を使ってチャーハンをつくるとうまい。1回目は調子に乗ってさすがに油をいれすぎた。冷蔵庫に入れておくと固まるので使いやすい。味覇を切らしていたのだけれど鶏油酒塩コショウ醤油でちゃんとおいしくなってえらい。すごい。
出かける予定があったのだけれど雨が降ってて無理になったので鶏皮とホルモンとこんにゃくを下茹でしてから味噌ベースで煮込みました。酒醤油みりん砂糖オイスターソース鷹の爪などあれこれ突っ込んで煮詰めました。ある程度煮たら冷まして味を染み込ませる。
冷ましてしばらく放置してから温め直して食うととてもうまい。米にも酒にもちょう合うやつ。味のしみたこんにゃくが好きなのでたくさん入れたらたくさん食べれるのでとてもうれしい。ひたすらめしを食べました。めでたい。
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ひたすらカレーばかり作っていたような気がしたのだけれど、画像を見返すとそうでもなかった。人にカレーを食べさせるとうまいと言ってもらえるのがうれしいし、カレーは作れば作るほどうまくなるのでとてもたのしい。そんなこんなでよくわからんままにカレー屋をすることになりそうです。うける。こんな感じでどこまでも生きていけたらいいのにね。おしまい。
とっぴんぱらりんのぷぅ。