世界で1番可愛くなりたい。
世界で1番可愛くなりたい。
可愛さしか取り柄の無いあの子に可愛さで勝って、その顔面を踏み躙って口汚く罵って、圧倒的に勝ち誇りたい。
可愛さを誇っているあの子に対して他の価値観を提示して見下すのは簡単だけど、相手のフィールドで、相手のルールで、完膚なきまでに叩きのめしたい。
とにかく私は可愛い女の子が大嫌いだから、世界で1番可愛くなりたい。
夜明けに寝れずに不安になる。
不安というか寂しさとか絶望とか諦めとかそういった類のもの。
たいていそんな時に直視したら飲まれてしまうので、必死で意識を逃がして眠るしか無い。
あの時もこの時も、どんどんどんどん忘れてしまって、思い出しても本当にあったことか信じられなくなる、そのことが信じられないくらいに現実で。
なるほど、そういう時に思い出すのに写真はきっと有効なのだね、と素直に思えたので、とりあえず写真を数千枚、google driveにアップデートしておいた。
思い出もクラウドで管理。どんどん便利になってきて、いよいよおかしくなって感あるよね。そーゆーのどっかで誰かが言わないといけないんだよねきっと。でもきっとそれは私の役目ではなくて。私はテクノロジー推進派なので。はよジャックインしたいねー。
写真も文章も、残すことに価値があるので。
写真も文章も自分のフィルターで都合の良い思い出に加工したら、時間が経って思い出すとき、まるでそうだったように思えるからほんと人の記憶力なんて曖昧で都合のいいもんですね。
思い出を偽造して、人生を捏造しよう。
自分の人生なんだから、自分の好きに作ってやらないとね。
とはいえこれから生まれてくる子供たちは例えばgoogle photoに生涯写真をアップデートし続けるとしたら、それはもう立派なコンテンツとして成立しうるだろうね。
こないだ6歳の少年の12年間を実際に撮影した映画があったけど、きっと人の人生は退屈でうだつのあがらない人生であっても、きっと面白いものなのです。
それが時代・文化などが違えばますます資料的な面白さも見出だせるのだろうから、みんなもっとクソ下らないライフログとかなんやかんやをどんどんアップデートしていこうぜ。ほんで流出とかなんやかんやのっぴきならねえ事態になればいいんだ。
まぁ、つまらない人生ですらコンテンツとして価値があるに違いないって主張は、かなりの人間賛歌だね。意外と私は人間が大好きなのです。しかしgoogleは人類の敵だから、寝首はかかれないようにしないといけない。
鹿がたくさんいる島に行きました。
海に立つ鳥居を見てきました。
新しい家の床とか壁紙とかを選んだり、そういった感じで日々は流れていきます。
僕もまだ文章が書けるようなので、そのことがただただ幸せです。