私は今日も生きている理由を示し続ける為に文章を書かないといけない。

ともあれ、ようやっと書きだすのです。ようやっと。

お待たせしてすまないね。遅れて駆け付けるのはヒーローの証。

ともあれ待たせて申し訳ないと思う。自分に申し訳ない。

俺は俺を迎えに来てあげないといけないし、俺を迎えに来てくれるのは俺しかいないのだ。

自分に自分で絶望しない為に、どうしようもない自分の元には面白くて最高に格好の良い自分が駆け付けるしかないのである。

この仕事は最高に重要かつ失敗が許されないので、一番信頼のおける者=俺がやるべきなのである。

どこぞの他人なんぞには絶対に任せられないし、そもそもそいつが責任を取ってくれる訳もないのだ。

ともあれ俺は俺の為に文章を書くのである。

誰に宛てる訳でもないこれは俺から俺へのラブレターで、そんならネット上に書く理由などないのだけれど、これは自慰行為でもあるので他人に見られたほうが気持ちよくなれるのである。脳内を他人の目に垂れ流す性癖、これくらい歪んでいるのが2016年のスタンダードなのだ。

 

ともあれ私は私を満たしてあげないといけない。

私の愛したい欲と私の愛されたい欲を満たす為に、私はより私に愛される私になって私により愛され私をより愛さないといけない。

この文章はどこまでいっても自分の為だけに自分のことだけを書くのです。まるでとても淋しい人のように思えるけど自分を愛して自分を愛されるだけで十分幸せで満たされる。それに自分を愛せず自分に愛されない方がどう考えても淋しいだろうよ。自己完結できるのが大人なのである。

 

無職を辞めて会社員を初めてみたものの、別にどうということはない。

無職より社会人の方が面白いに決まっていると信じているし、そもそも面白くなくなりそうなら全力で逃げるだけである。そもそも面白くなくなる理由が仕事とか最高にダサい言い訳だから死んでもしたくないし、俺は何をしていようと最高に面白いと俺に教えてあげないといけない。俺は面白いよって言って俺を笑わせてあげないといけない。俺は俺の求める面白さにまるで達していない。

 

仕事を始めると時間に余裕がなかったり満腹だと眠くなったりするので食事を抜くことが多くなって、あれこれ痩せるんじゃね?とか思って体重計に載ったら全然痩せてないし、鏡の前に立って見たら完全に情けない体だし、もうほんとむり。こんな自分は自分で好きになれない。美しい体にならないと俺に愛されないので、俺は痩せようと思う。俺に愛されるのはなかなかに大変なのだけれど、俺は俺が世界一好きなので、世界一好きな俺に愛されることこそが世界一の幸せなので、まあ余裕なのだ。ほんともう自分好きすぎて見ててほんとにアホみたいだけど、ここまで自己完結してると幸せそうに見えるよね。

 

ともかく私は私に愛される為に、私を愛する為に、私を幸せにする為に、私に幸せにされる為に、私の全力を注ごうと思う。

私の幸せを嗤う者は無視するし私の幸せを損なう者は全力で叩き潰すし私の幸せに協力してくれる人はもうほんとありがとうございますいつもお世話になってますこれからもどうぞよろしくお願いしますって感じです。