病室にて徳を積む(或いは良い兄としてのロールプレイ)

それでは、再開しましょう。

ここ数日、あれ?なんかなんだこのあれはなんだなんだ、と思ってたところ、あぁそうだ文章書いてないからだ、と思い付きました。

自分が面白くないにしろ、自分の面白くなさを正確に把握する為に文章に残しておくことは有効な気がします。何かにね。

 

最近の自分の中での流行りなのですが、見舞いが楽しい。

なので今日は見舞いの良いところをみなさんに紹介しようと思います。

見舞いのどこが一番楽しいか、それは「感謝される」というポイントです。僕たち無用のゴミ寄りの人間は、人に喜ばれることをして初めて感謝されるのですが、見舞いの場合、その場に居ることだけで感謝されます。これはとても貴重な場面です。たとえその場で大したことをせず、ダラダラした時間を過ごしたにも関わらず、帰り際には「ありがとう」という言葉を貰えます。しかも、人の家に頻繁に通うとだんだん面倒くさがられますが、見舞いは頻繁に通えば通うほど感謝される仕組みです。積極的に利用しましょう。更に、この感謝されるということは、周りから「良い人」と思われる効果もあります。「最近毎日仕事帰りに妹の病院に寄ってて…」などの相手に好印象を与えることしかできない台詞を自然に吐くことが出来ます。実際は病室でお菓子を食べてゲームをしているだけなのに、感謝されて良い人と思われる。効率的に徳を積むことが出来、病室にいる間じゅう良い人ゲージが溜まり続けますので、日頃人に感謝をされることをロクにしていないあなた達には是非お勧めです。自分の中では毎日「何か要るものある?」と妹にLINEを送ることで良い兄を演じているのがすごく面白いので、鈴原トウジプレイをされたい方にもお勧めです。

また病院とは死の気配の濃い非日常の空間なので、その病院の持つ非日常感を見舞いという日常のルーチンに組み込むことにより、日常に非日常を持ち込み、非日常を日常と為すちょっとした体験ができます。普段からハレとケ、日常と非日常を意識して生きていると、このような現象を楽しむことができます。病院を日常とすることで、病院の持つ死の気配を日常に組み込むことができ、より生の実感を色濃く得ましょう。

最近の病院は各種施設や設備が充実していて居心地が良いですね。コンビニもカフェも入ってます。そんでさらに近くに美味しいラーメン屋を見つけました。更に病室にPSPディスガイア2と第二次スーパーロボット大戦Zを常備しているので退屈とはほど遠いです。Wi-Fiさえあれば住める。Amazonの荷物を病院内のコンビニに配達してもらえるらしく、なんかもう完全なる無敵感です。本は質量に対しての楽しめる時間が少ない、漫画は更に少ない。DVDも悪くないですが、ゲームの質量値段に対しての楽しめる時間の長さは素晴らしいですね。電子書籍なども積極的に導入しましょう。

 

とにかく、今日は見舞いの話です。

聲の形とか映画けいおんとかピアノとか猫とか太陽の塔とかなんやかんやいろいろの話は後日書くか直接話をしましょう。

面白いものを消費することで、人は自らの面白さをより明確に定義し、また面白さの解釈を拡大することができ、そして人はどんどん面白くなります。

とにかくそのようにして、日々は流れていきます。美味しいご飯を食べて、ゆっくりお風呂に浸かって、お布団でぐっすり寝ましょう。こちらからは以上です