ルドルフとイッパイアッテナとか。

「私が私を愛する根拠を作るために生きましょう」つまりまぁ、そのようにやっていきましょう。最近またいろいろを消費したのでより素敵な私になっているはずで、それを信じることができなくなってくるとその先には絶望そして死しかないので、きっときっと、大丈夫なはずです。とにかくまぁ忘れないように感想を書いておきます、後に私が読み返す以外の意味は各自で見出して下さい。

 

新耳袋殴り込みシリーズ

Huluでなんとなく。私はホラー全般が好きだけど苦手なので(面白いけど怖いから)あんまり怖くないものを好んで見ます。心霊スポットにおじさんたちが突撃するドキュメンタリーなんだけど、メンバーに若い女性がいないだけですごく心地良い。怖がってキャーキャーうるさい女はホラーの文法的にすぐ死んだりするんだけどそもそも怪異現象もそこまで起こらないので、大したことの起こらないおっさん達の肝試しを見ているようで(実際そうなんだけど)まぁそれはそれで面白い。しかしこれ1800円払って劇場で見るのはどうなんだろう。西日本編とかで自分の知っている場所が出てくるとおっ!ってなる。ホラー界隈の横の繋がりみたいなものも見えてなるほど、となる。やはり怖い話でメシを食っている人たちは情報交換やなんやがあるのだろう。ホラーでちゃんとドキュメンタリーしているので物語的に物足りなさがあるので、やはりモキュメンタリーのコワすぎ!シリーズは面白かったなぁと改めて思った。

 

ビデオゲーム THE  MOVIE

ビデオゲームが好きだもの!となって見た。Huluで見るとサムネが小島監督なのでそれだけで楽しい。とにかく情報量が多い映画で目が離せない。ゲームの画面が出る度にタイトルを言ってるだけですごく楽しい。まだまだタイトルがわからないプレイしたことないゲームがたっくさんあるので勉強が足りない。ゲームの歴史を映画と一緒に振り返ると自分の知識の穴の開いている世代が明らかになる。アメリカ視点のビデオゲームの歴史という感じでアタリショックもET発掘もちゃんとしてくれるので楽しい。ビデオゲームが好きな人たちが作った映画なので当たり前にビデオゲーム賛歌なのですが、しっかりと情報が多いのでむしろゲームが好きじゃない人も見てみるとよいのでは、という感。流れで見てみると、明らかに日本のゲームが世界を制していた時代が確かにあったと実感する。映画自体は2014年の作品なので情報はちょっと古め。あと当時のCMの映像がどれも非常にゴキゲンで最高だった。

 

ルドルフとイッパイアッテナ

映画公開時に行こう行こうと思ってたけど結局行けずでレンタル。見てみるととにかく映像に驚く。キャラクターがみんなピクサーみたいな芝居をしてて、国産のプロダクションにもこんなノウハウが溜まっていたのだなぁと感心する。やや見劣りはするものの、これなら世界で戦えるのでは。原作と細かいところが違ったりお話のちょっと気になる演出があるものの、全体的にはとても素晴らしい。子供が見てどう思うかが全てで私がとやかく言うことでもないのだろう。それにしても改めて原作がとても面白かったなぁと思う。映画は原作二冊分のお話を詰め込んだのでやや駆け足だったものの、映画の素晴らしさはやはり原作の素晴らしさゆえにの部分も大きいのだろう。とにかく私は大好きな童話が面白い映画になっていたのでとても嬉しかったのです。この気持ちは私が小学生の時にルドルフとイッパイアッテナを夢中で読んでいたから持ち得たものです。いいだろお前ら。つまり好きなものが多いと人生は豊かになります。

 

そういえばすごく雑なデスゲームものの漫画を読んだらシリーズが変わったら作画も原作も変わってこのシリーズとはという気持ちになり、中盤から終盤にかけての場面でゲームのルールがすごく雑になってとにかく人数をサクサク減らそうという作者の意思が見えてとてもテンションが上がりました。ガンツで部屋に戻るちょっと前に次の星人編に出すほどでもないキャラクターをどんどん殺しだした時くらい面白かったです。

 

 

さて、生きていることは生きてきた結果でもあるので、ともかく私は今日も私だ。私の今の技量では書きたいことや書きたかったこともたくさんこぼしてしまうのだけれど、それも書き続けているうちにちょっとは小マシになるのだろうな、と根拠のない楽観は私にとっては美徳だ。この間ちょっと思いついたおもしろそうなことを実行しない理由を考えてみた結果、とてもおもしろくない理由でちょっとがっかりした。私の頭の中の私の尊敬する人に相談してみると答えは迷うべくもなく出たので、私の頭の中でシステムはしっかりと稼働しているので頼れるなぁと思うし、私の頭の中の人たちに頼れなくなってから現実の人たちに頼ろうと思う。そういえばこないだ作ったバターチキンカレーをようやく今日食べきったので感想と反省も書こうと思います。いつもの雑なやつです。とっぴんぱらりんのぷぅ。