お気に入りの服をなくす。

なんだか暖かくなってきたしひょっとしたらもうそろそろ春なのではと思っていたら、もう桜は満開らしい。ぼうっとしていると季節に置いていかれそうになる。暑がりなのか寒がりなのかよくわからない私は未だに布団をすごく着込んで寝ていたり、ご飯を食べて汗をだらだら流したりしている。きっと暑がりで寒がりなのだ。

 

どうやらもうコートを着ている人も少なくなってきたぞと思い、お気に入りのレザーのジャケット(柔らかいラムレザーで、フードも付いていてすごくかわいい)を着ようと思ったのだけれど何故か見当たらない。家の中をどたんばたんとあれこれひっくり返して探したのだけれど見つからないのだ。あぁ、ひょっとしたらこれはなくなったのかもしれない。靴下を片方なくす、とかはよくある話らしいのだけれど、私はタオルとかTシャツとかもわりとなくすのだ。全然理由がわからないのだけれど。どこかで脱ぎ捨てて裸で帰ってきたのだろうか。あのレザーのジャケットは秋に着ていた覚えはあるんだけどどこかで脱いで忘れてきてしまったのだろうか。そんなの帰り道が寒いから絶対に気付かないわけもないし、本当にどこにあるのだろう。もう10年くらいお気に入りで着ているので減価償却という点ではもう十分かもしれないけれど、まだまだ春とか秋には着るつもりだったのだ。とにかくすごくお気に入りだったのだ。思いもしないところからひょっこり見つかったりすればいいのに。物に執着しすぎるのもよくないとは思うけれど、大切なものをなくしてしまうのはやっぱりかなしい。

 

 

少し離れたイオンモールにシカちゃんが来るとのことなので喜びいさんで行ってきた。そこのイオンモールは私の最寄りのイオンモールよりはやや格の高いイオンモールらしく、全体的にこぎれいな感じで行儀の悪い子供が居なかった。シカちゃんが出るイベントはなかなかの人だかりで、これだけの集客があるのならばこれからも食っていけるんだろうなぁとぼんやり思った。あと、やっぱりシカちゃんがかわいいので私はうれしい。少し離れた距離から眺めるくらいだと、ちゃんと楽しめてよい。最前列とかだとあわわわわってなっちゃう気がする。まだまだ修行が足りない。下世話なレモンおじさんの象徴、みたいな人がすごく不愉快だったのでそそくさと帰ってきてしまった。たとえ目的が正しくてもそこに至る手段を間違えた場合、伝わるものも伝わらなくなるのだなぁと思った。気をつけよう。お腹が空いたので何か食べて帰ろうかと思ってイオンモール内をうろうろしたのだけれど、食べたいお店が1つもなくてそれはそれで感動した。それでこそイオンモール、みたいなとこがある。家に帰って一眠りして起きたらにこりんぱなのラジオの99回が配信されてた。もうどうしようもなくにこりんぱなで、私はすごく笑ってちょっと泣いた。

 

 

私はリハビリがてらの朝活をぼちぼちとやっているのだけれど(なんのリハビリかは考えないようにしている)このあいだ夜にスーパーに行った時に、すごくすごく久しぶりに翌朝のパンを買ったのだ。朝ごはんのことは朝起きてから考える、という感じでここしばらくやっていたので、すごく久しぶりに翌朝のことを考えたことがとても新鮮だった。社会性の高まりを感じた。そのうち私も翌朝のことや明日のことや、来週のことや来年のことを考えるようになるのだろうか。ちゃんと考えている(ような)みなさんはえらいね。ちゃんと考えていない人もそれはそれでえらい。そういえば私はこないだ沼津に行ってきたので、次はそのことを書きます。

 

とっぴんぱらりんのぷぅ。