東京ドームへ向かう。

そんなこんなで私の2018年の一大イベントに向けて東京ドームへ向かっている。夜行バスに乗ってるんだけど、どうにも目が冴えてしまっているのでとりあえず文章を書くことにする。飽きたり眠気が来たらおしまい。どう考えても早く寝た方がいいしね。

 

 

夜行バスはもう完全に消灯してしまった。高速道路に乗ったのでそこまで揺れることもないのでスマホを触っていても酔うことはなさそうなので安心。酔ったらせっかくのWi-Fiコンセント付き三列シートが地獄と化す。乗り物酔いの気配がしてもすぐ寝ることにしよう。

 

早く寝た方がいいと思いながら文章を書くことにしたのは、この今の気持ちを残しておきたいと思ったからだ。私は今、とても楽しいのだ。今というか明日に向けて、ずっと楽しかったのだ。今日はしっかりご飯を食べて、風呂屋で体を清めてから手紙を書いた。爪を切って靴を磨いた。部屋を少し片付けた。夜も家系ラーメンにニンニクをぶち込んでご飯と一緒にもりもり食べた。昨日だってしっかり家系ラーメンを食べた。2日連続家系なんてすごいことだよ。がっつし寝たし、可愛い便箋を買った。とにかく明日に向けてコンディションを最高に持っていこうとしている。美容院で髪も切った。楽しみな、とても楽しみな予定があると日々に張り合いが出るし、そもそも楽しみな予定に向けての日々はそれだけで十分すぎるくらいに楽しいものだ。この気持ちはきっと当日になると忘れてしまうから、ちゃんと書いておこうと思ったのだ。とにかく私はこの日に向けてとてもワクワクして過ごしていたのだ。いいだろ。

 

 

東京ドームなんて言葉はそもそも私になんの関係もない言葉だと思っていたのだけれど、いつの間にか思い描く場所になっていた。気付けば向かってるしね。私を予想もつかないところに連れて行ってくれる人たちについては感謝しかない。それでもだいたいそういう人たちは大きな舞台に立った時に「みなさんのおかげでここまで来れました」みたいなことを言うから、お互いに感謝をしながら素敵な場所に一緒に行けるのはとても幸せなことなんだろうなぁと思う。私は今はたまたま、その流れの中にいるからその幸運をすごくすごく噛み締めている。この大きな物語の一部になれているんだなぁととても嬉しく思う。本当にめったにないことで、奇跡みたいなことだと思う。もちろんただ幸運なだけでは決してなくて、その裏にはたくさんの人の愛情や努力やプロの仕事があるのだけど。とにかく私にできることは愛情と感謝を伝えること、プロの仕事に対して喜んでお金を払うこと、好きなものに対して誠実に真摯であること、迷惑をかけないようにすること、くらいだ。

 

 

私が今楽しんでいるものだってそんなに遠くない未来、いつか終わりがくるのだろう。それでも終わりがあるからこそ今がとても愛おしいし、私にできるのはせいぜい全力で楽しむことくらいだ。あとから思い返した時に胸を張れるように。きっとこの日々は思い返した時に私の青春になるのだと思う。青春追憶装置としての。明日はきっと最高で、最高が終わっても人生は続いていくので、また次の最高まで生きていこうと思う。今日はとても心が綺麗なので、みなさんの人生もそんな感じであればいいなと思います。おしまい。

 

とっぴんぱらりんのぷぅ。