昼寝をしたりしている。

気付けば6月が終わりそうでびっくりする。埼玉メットライフドームから帰って来てからは毎日カレーを作っては売る日々を過ごしている。それはそれで忙しく、それに伴う起こるだいたいのことにまぁだいたいウケているのでまぁ忙しくごきげんな日々を過ごしていることになる。よかったよかった。

 

 

Aqours5thのことを思い出す。そうは言っても次の日からバタバタしていたので、ちゃんと文章に起こさないままにふんわりぼんやり忘れつつある。記憶はそんな感じに薄まりつつあるし、まぁそれはそれで仕方がないしいいことだと思う。ただBelieve againからBrightest Melodyがとてつもなく最高だったことは忘れようがないと思っている。最高のパフォーマンスに最高の文脈が乗っかった結果、とんでもない上がり方をしてしまった。あと、幕間クソドラマの速度がむちゃむちゃ速かった気がします。全員を置き去りにしていた気がする。

 

 

しっかり働くような日々が始まったので、毎日わりとしっかりやっている自分が居てそれなりにおもしろい。おもしろがり力が高いので、だいたいのことにうけてしまっている。周りのみなさんが無職でない私をわりと好意的に受け入れていることにちょっと戸惑う。いやおまえら無職にちょっとウケてたのに働いたらそれはそれでよかったねみたいな顔すんのな。とはいえしっかりやっているのは自分なりに、くらいの感じなので楽ではある。営業中に店で流すプレイリストの精度を上げていくことに全力を注いでおり、まぁだいたい口笛を吹いたり踊ったりしてごきげんに過ごしている。私が機嫌よく過ごせる場所ができたのはとてもいいことだし、私も機嫌よく過ごしてるのでみなさんも機嫌よく過ごしてくださいな、みたいな気持ちでいる。

 

 

プーさん展に行ったのだ。そうだ。

プーさん展が今月中までとのことなので、原作派の私はなんとしてでも行かんとなと思っていたのでなんとか滑り込むことができた。私はプーさんとムーミンに関しては原作派なのでアニメーションのファンとは微妙に分かち合えないのだけれど、今回は原作よりの展示でとてもよかった。日本語表記は岩波書店石井桃子訳に基づいていたので解釈一致!となった。会場に入って即限界になってしまい泣きそうになってしまったのだけれど、とにかくミルンよりシェパードの比率が高く、ようはシェパードの原画がたくさんあったのだ。子供の頃からずっと読んできた大好きな本の挿絵の、その本物が飾ってあるのだ。そんなもん全然に無理で、1人で泣きそうになってしまっていた。クリストファー・ロビンとプーが一緒に降りてくる階段も展示していたのだけれど、感動してしまっている私とは別に「ふ〜ん、なんか階段だね」みたいな顔をして通り過ぎている人ばっかりで大変に私は憤ってしまった。今回の展示はどう見ても原作寄りの展示なのに、原作ファンでもないしこの階段に反応できない奴は帰れよむしろ産まれるところからやり直せくらいになってしまって、自分がプーさん原作の強火のオタクだと気付いてしまった。私もやりがちなのだけれど、こういう展示に対してボケとしてのちょっとしたツッコミみたいなことを言って盛り上がる、みたいなことをする人がいるのだけれどそれがちょっと耳に入るだけでむちゃくちゃ怒っていたし、そもそも「ピグレット」とか「ティガー」とかの単語対しても「それはディズニーのキャラクターとしての名前なんで!!!!!」というキレ方をしてしまっていた。全て私の内心で起こっていたことなので大人しく見ていたのだけれど、愛情が強すぎて地雷がすごいたくさんあるやべえやつになってしまっていた、反省。しかしまぁ本当に素晴らしい展示だった。とにかくシェパードの絵があらためてばつぐんに上手い。少ない線で、動物としてではなくぬいぐるみとして、しかしとても生き生きとキャラクターを描いているのに感動する。あと、クリストファー・ロビンを描いた絵もべらぼうに上手くて、絵を見るだけで子供への愛情と、あとどれだけ子供のことをしっかりと観察したのかがよくわかる。とにかく本当に絵がうまい。そんな本物の絵がイギリスからわざわざ来てくれたのだ。自分の好きなものの本物を見る、という経験はやはりとても貴重で大切なものだ。すごくすごく素晴らしい体験でした。プーさん展は今日までなので、行けなかった方はイギリスのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館に行きましょう。海を渡る価値がある。

 

 

 

今日は写真を載せずに文章を書きたい気分だったので、写真付きではまた後日あれこれを書くことにする。文章を書く時間や文章を読む時間はやはり大切だし、そこはしっかりと確保することにする。自分が書いて読んで楽しい文章を、ちゃあんと書いていこうね。おしまい。

 

とっぴんぱらりんのぷぅ。