蕎麦屋と京都。
さて、暑くなってきたので家でさっぱりとしたおいしいものを生産できる体制を整える必要があり、私は冷凍のカットオクラととろろ、そして温泉卵を買った。これらを使って私は温玉オクラとろろぶっかけ蕎麦を家で作って食べることができるのだ。我ながらこれは手軽に作れるわりにはなかなかにおいしく、優秀なメニューでこれからの我が家の食事のレギュラーメンバーとしてがんばってもらう予定である。写真を貼ろうと思ったけどどうやら撮り忘れたみたいなので無い。まぁだいたいその通りの見た目なので、とりあえずこの前食べたおいしいわらび餅の画像を代わりにどうぞ。
さて、一方これは蕎麦屋のざる定食だ。
ざるそばにかやくご飯、サラダにお漬物、もちろんおいしい。しかし家で食べる蕎麦と比べて特別においしい、というわけではない。しかし特別な体験ではある。家で蕎麦を食べるということは食事だが、蕎麦屋で蕎麦を食べるのは文化的体験なのだ。とにかく体験としてすごくよく、蕎麦屋という体験があった。例えばかやくご飯にはかまぼこが入っており、そこには蕎麦屋のかやくご飯、という文化が存在する。
狭いながらも気持ちの良い接客の店内は混み合っていて、そこにはいかにも人気の蕎麦屋という空気が流れている。メニューに書かれた御飯、の文字がごはんに対して敬意が払われているようで気持ちがよい。とにかく私はとてもこの店が気に入ってしまったのだ。家で蕎麦を食べると行儀が悪いと知りながらたまにつゆを飲んでしまうことがあるが、ここの蕎麦屋では蕎麦を食べ終わったタイミングをしっかり見て蕎麦湯を出してくれる。このタイミングが絶妙で、とても美しかった。とてもよい体験があったのだ。私はとても楽しくなってしまったので、とてもご機嫌で店を出た。また来るに決まってる。
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京都に行った。今日の目的地は繁華街?鴨川とか三条とかなんだかあぁいった賑わったエリアだったので、空いた時間に行きたいところにあれこれ行った。
ようやくSOU・SOUに行くことができた。周りにもSOU・SOUの他のお店がいろいろあって、なんだかこのあたりを牛耳っている感じがあってよい。
店内はかわいい足袋下がたくさんあってとにかくたのしい。たくさんあるかわいいものの中から自分の気に入ったものを探す、という行為はなんだか不思議にたのしく、きっと世界に意味を見出す行為とだいたい同じなのだろうなと思う。
今日はこの3足を買った。世界にいろいろなものがある中からいろいろな要素を考えて私はものを選んでいるのだけれど、この店の中では単純にかわいさだけを基準に選ぶことができたので本質的な体験でよかった。店内に並んでいる足袋下たちは私には完全にかわいさだけで評価されるのだ。それはきっとわかりやすくてとてもよいはずだ。他にも履物やらなにやらが売っていてそれらもよいなぁと思った。とにかく私は靴下を履いて靴を履くのが億劫なのだが、そかに少しでも楽しさを見出せるようになるとよいのだ。
そこのお店からa-choまで徒歩1分なのがとてもよかった。
久々の黒往生で黄流様にご挨拶。凡ミス抱え死にのオンパレード。あと凡ミスを1つ減らすだけで黄流様に4ボムぶち込めるので1周目クリアまでは難しくないのだけれど、そこから先が全く見えない。1週エンドに設定してもどう考えても緋蜂を落とせる気がしないし2週目の世界で生き抜ける気もしない。ここがB-Lの限界なのかと思うが単純に私のスキルの問題である。もう10数年遊んでいるけどあと何十年遊ばせてくれるのか。1クレジット50円設定で、音量が少し小さい気がしたけど横にイヤホンジャックもあったので、環境としてはとてもよい。
そしてぐわんげが現役稼働してます。久々にやると一瞬で終わりました。コンティニュー画面で「継続は力なり」と表示されてゲームオーバーで「夢の終わり」と表示されてネームエントリーはいろはにほへとでとてもよい(写真を撮ったら画面に自分の写り込みがひどかったので載せない)ちなみに敵キャラのデザインも本当によい。ぐわんげ様には全然会えそうにもない。
なんや文字化けしてるけどまぁ確認はできるのでよし。この台は入れ替え台なのだけどラインナップが本当に最高で、バトライダー、鋳薔薇ブラックレーベル、エスプレイド、ぐわんげ、ストライカーズ1999、エスプガルーダ、エスプガルーダ2、虫姫さま、虫姫さまふたり、怒首領蜂、怒首領蜂大復活ブラックレーベル、怒首領蜂最大往生が入っている。個人的にエスプレイドが稼働してるのが本当に希少で、関西で今プレイできるところはここくらいだと思う。みなさんもアリスクローンの悲鳴を聞きながら切り返しに励みましょう。
あと、ケツイは一台で稼働してます(なぜちゃんとタイトル画面が出た時に写真を撮らなかったのか)あとダライアス外伝も。とにかくa-choは素晴らしいゲーセンなのだ、とてもよい。
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今日の私は京都観光を満喫するのだ。
久々に内藤商店を覗いた。相変わらずの店内でよい。
ここで買った棕櫚箒はもう5年くらい使っている。まだまだ綺麗だしこれからも末長く使う。機能としてももちろん優れているのだけれどなにより見た目が美しいのがとにかく最高なのだ。箒にかけるお金としては高く感じるかもしれないけれど20年使える掃除道具でなおかつインテリアにもなり得るレベルの見た目のもの、と考えるとどう考えても安いので買い。マストバイ。
あと、久しぶりに長浜らーめんみよしに行ったら最高すぎてなんだかもう感動してしまった。
値上げしたら、高菜が有料になったりとかいろいろありますがそんなことよりスーパーうまいのでそれでよい。食べ終わって即もう一度食べたくなった。あとでもう一度食べに来ようと思ったけれども来れず。ざんねん。
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なんやかんなで23時くらいにこんなものを食べた。ここの店は夜中に友達とワイワイ来て勢いで大盛りを頼んで後悔するまでがセットで、私はそういうのが好きなのだ。しっかり食べ切ってしまったので、これもまた私の血肉となるのだ。
家に帰って来たら冷凍庫の扉が少し開いていて中のものがあまり考えたくない状態になっていたのでしっかり扉を閉めて中のもののことはあまり考えないようにした。考えても仕方のないことは考えないようにしよう。世界にそいつが観測されなくなり、おいおいそこのポジション空いてるぞ、みたいなことが起きたり、野生のプロみたいな人間を1人観測したのでこのレベルの人間が野にどれくらいいるのかと考えたら絶望しかなかったり、まぁなんやかんやが起こりますね。見切りをつけたり見切られたり見直されたり、きっともう少しでまた何かが起こるのでしょう。ささやかな予感みたいなものは風が吹いたらふわっとどこかに消えちゃうので今夜寝て起きたらそれでもうおしまいだけど、まぁそんなもんでよいでしょ。
とっぴんぱらりんのぷぅ。