0905。
昨日は活動の帰りに風呂屋に行った。帰宅してからではなく帰りに風呂屋に寄るのは一度家に帰ると出れなくなる現象対策にはわりといい効果がある。お風呂セットを持ち歩かないとちょっとお金がかかるけれど。お風呂は銭湯のお値段で微妙にスーパー銭湯的で、温泉なのがよかった。
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朝起きて、一日の予定が空いて居たので人をハイロー沼に引きずり込もうかと思ったのだけれど、映画の時間が合わずに断念。映画の時間を調べていると応援上映もあるらしい。それはちょっとまだこわい。毎週ハイローを見たいけど、同じ映画ばかり見て新しい映画を観に行かないのも思考停止なので、新しい映画を一本見に行く度にハイローを一回見に行ってもいいというルールを自らに課すことにした。ダンケルクが始まるまでになにか見に行きたいのだけれど。
朝ごはんを食べて、泳ぎに行く気もしないのでとりあえず洗濯機を回して日課のゼルダをする。そろそろ2体目の神獣を倒しにいこうかしらというところ。冒険を終えたくないので、できるだけのんびりやってる。とにかくまったりたのしい。
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おいしい刺身が食べたい気分になったのだけれど、ふだん魚を食べない生活をしているので行きつけの刺身がおいしい店も魚屋もなくて途方に暮れる。インタネットで調べたところ、家から1時間くらいのところによさそうな漁港の市場を見つけた。ちょうど一時間後くらいがせりが終わって買い時らしいので(よくわからないけどそう書いていた)ので向かうことにする。
バイクで走り出して空模様が怪しいことに気付いて天気予報を調べるとこれから雨が降るらしい。ちゃんと天気予報を調べていたら、洗濯もしなかったし漁港にも向かわなかっただろうから、天気予報を調べていなくてよかったな、と思うことにする。小雨に降られながら市場へ向かう。
市場はとにかく魚がたくさん売っているので私はとてもたのしい。私は海を背負っているので魚の図鑑を見るのも大好きだし、水族館もすごく好きだし、市場はしかもお金を出せば買うことができるのだ、たのしすぎる。ホウボウもシャコもあとガザミもほんとかっこいい、すき。しかしながら私は魚を切り身でしか買ったことがないので魚を捌くスキルがまるで無いのだ。何を買っていいのかわからなくなってきたのでとりあえず市場の中の食堂へ入る。
いちど穴子天丼を食べて落ち着く。穴子や鱧や太刀魚も売っていたのだけれど、穴子の天ぷらを食べたからまぁいいやということにする。しらすやちりめんも買いたかったけど、とりあえずしらすも食べたのでいいことにする。ノドグロやタイやホウボウは、捌くのがむずかしそうだしまたにしよう。よし今日はカツオかハマチを買おう。
お店の人に聞くと、この時期はカツオの方がおいしいらしいので、カツオを買うことにする。負けてくれて1匹1200円。丸々としていておいしそうで、いかにも高速で泳いでいそうな身体をしていてとてもよい。全然やったことがないなりにがんばって捌こうと思っていたのだけれど、店員さんに三枚におろしましょうか?と聞かれて日和ってお願いしますと言ってしまった。おろしてもらったカツオが渡されるとズシリと重くてうれしい。雨が降っているけれどご機嫌で帰る。これで何して遊ぼうかなぁとわくわくする。食べ物で遊ぶのはとてもたのしい。バイクのメットインが生臭くならないかが心配だったけど、たぶん大丈夫だった。
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家に帰ると急激な眠気に襲われてそのまま寝てしまった。本当は寝ずにそのまま泳ぎに行くつもりだったけど眠気に負けてしまった。ほんとうにすごい眠気だった。
なんとかプールに間に合う時間に起きることができたので泳ぎに行く。ここ数日何故か左足の筋肉がピキーンって感じで痛いので、しっかりストレッチをして泳ぐ。関節が痛くなるようなことはなくなってきたのだけれど平泳ぎの上達が感じられないので、もっと課題を持って泳ぐべきだ。水を蹴る動きを少し掴めそうな気がした。潜って10かき10けりすると25mを泳ぎ切れることがわかった。早く家に帰ってカツオで遊びたいので今日は1キロだけ泳いだ。
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雑ごはんのコーナーです。とにかく私には魚という食材の経験値がまるでないのだ。今日はお店で三枚におろしてもらったけれど、自分でできるようになれば丸ごと1匹魚を買うという選択肢が出てくるので、よりたのしいことになりそうだ。ぜひとも習得したいスキルですね。
三枚におろしてもらった半身です。両方で1.8キロあったのでこれで約900g。1.8キロで1200円だったので100g66円ということになる。すごい、安いぞカツオ。頭の部分を焼いたりあら汁みたいなのも作りたかったけれど、骨や頭は処分されてしまった。やっぱり次からは自分で捌こう。あと足。
ほんとうによくわかってなくて、しかも動画とかで予習しようと思ったけどカツオの捌き方より先にカツオはすぐに痛むという情報を仕入れてしまったので、そんなことより早く調理しなくてはとなってしまった。とりあえず真ん中で切ったけどここの間の骨の処理がまるでわからない。
適当に皮を剥がしたらすげえ皮に身が残りました。これほんとむずかしいんだけど。いわゆるサクっぽい感じになったので刺身っぽく切る。スーッと一引きで切れるような刺身包丁が欲しい。
とりあえず皿に盛るとそれっぽくなる。うれしい。これは刺身です。
こっちの半分はたたきにする。ちょっと調べたらカツオのたたきは藁火じゃないといけないと思っていたら、ガスでもできるみたい。この肋骨っぽいところの正しい処理がよくわからんのでだいたいで切り落とした。 ちゃんと予習しとればよかった。
百均にわざわざ買いに行った金串を刺します。焼くために食材に串を刺すという行為は、わかりやすくてとてもたのしい。
皮をしっかり炙れとのことらしいので、とりあえずやっていく。斜めにしていると脂が落ちていくのでええ感じやなぁとなります。
こんくらいでええのか。よくわからん。
身の方も炙っていく。尻尾の方が丸まってしまうので串を追加しました。
氷水にドン。そして海へ還るカツオのたたき。
なるほど切ると火を通しすぎですね。次からはもっとレアに仕上げよう。
ということで刺身とたたきを食べます。食べてる写真はないです。両方ねぎを乗せて、あと生姜とニンニクと柚子胡椒とマヨネーズと醤油とポン酢を用意してみた。美味しんぼで山岡さんがマヨネーズと醤油で食べるのがおいしいって言ってたのでやってみたけど、まぁふつうだった。ニンニクもいいけれど、やはり刺身は定番の生姜醤油がおいしい。たたきは火を少し通しすぎたけれど、皮が香ばしくてとてもよい。カツオを塩焼きにしてもおいしいのではと思う。たたきはニンニク醤油マヨネーズで食べるとジャンクな感じがしてうまい。カツオは厚く切ったせいもあり、しっかり魚の肉を食べているなぁという感があってよい。よくわからんけど鉄分をしっかり取っている気になる。しっかり食べ切って完全に満腹になった。
完全に満腹なのだけれど、カツオは痛むのが早いと聞いたので、残りの半身も調理していくことにする。満腹で動くのが面倒になったので、食後30分くらい経ってから始まりました。
反対側の半身です。立派な身体をしている。
皮を剥くのが少し上手になりました。
これは漬けにしていきます。
醤油みりん白ごま生姜を入れて、酒は切らしてました。台所の奥から出てきた刻み海苔は、少し入れたところでこれは完全にあかんやつ(すげえ古い)と気付いたので残りは捨てました。少し入ったのは諦めました。
ちょっと混ぜたところで、ニンニクとごま油も入れた方がええぞとの天啓が降りてきたのでとりあえず入れて混ぜました。冷蔵庫で寝かして明日食べます。
ラストクォーターとつま先です。
あばらの部分ほんとにわかんないので、すげえ曖昧に切り落としてるんだけど、ここはちゃんと調べておこうと思う。
少しずつ皮を剥くのが上達してきたけど、油断するとすげえ皮に身が残る。もっと細長い包丁でやった方がいいのか。あと、カツオが身割れしやすいっていうのがよくわかる。
切ると青く光って、なるほど青魚ですねという気持ちになる。これにねぎ味噌あとなんかあったのでゆかりも加えてなめろうにします。刻んでいる写真は撮り忘れた。あと、まな板が小さい。半分ずつに分けて叩きました。
なんかそれっぽくなったので、これも冷蔵庫で寝かして明日食べます。
身がすげえ残った皮とかあばらの部分とか、そーゆーあれこれを昆布と一緒に煮ます。とにかくすげえ灰汁が出るのでしっかり取る。
ええ感じの出汁が出たので、これも明日ワカメとか麩とか味噌とか入れて食べることにします。
ちょっと大きめの魚を買うとすごい遊べるのでとてもいい体験がある。しかもこれに丸ごとから捌くという過程も加わるのだ。魚を買うと1日遊べる気がする。食べ物で遊ぶのはよくないと言われることもありますが、しっかり無駄なくおいしくいただくのであれば、ぞんぶんに遊ぶべきだと思う。魚を調理するというスキルをこれからしっかり身に付けていこうと思う。あと、明日のヅケとなめろうが楽しみ。
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今日のライブカメラのコーナーです。
【海遊館】 大水槽の動画映像12時間 (central tank of osaka aquarium "KAIYUKAN" 12hours) - YouTube
まぁこれはライブカメラじゃなくて録画なんだけど、まだ12時間あるし適当な音楽が流れてるので流しっぱなしにするのには最適。海遊館の太平洋の映像で、たまにマンタやジンベイザメが通ります。海遊館もライブカメラ配信すればいいのに。
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気付けば9月になっていて、今日は曇っていたのでバイクで出掛けるにはちょうど気持ちええ感じでよかった。これからはできるだけフットワーク軽くやっていきたいね。新しい食材を手に入れて調理してみたり、明日のために何かごはんを仕込んでおいたら、それくらいの感じで生きていきたいものだね。それじゃあまた。
とっぴんぱらりんのぷぅ。